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【コラム】透湿防水遮熱シートについて
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【コラム】透湿防水「遮熱」シートについて
今回は住宅の屋外側の壁に使われる透湿防水シート・透湿防水遮熱シートについてご紹介します😊
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住宅の壁の構造
ますかわホームの家の壁は下記のような仕様になっています。(標準仕様の場合)

外壁通気工法イメージ
【室内】
・ビニールクロス(壁紙)
・石膏ボード12.5mm
・セルロースファイバー用のシート(通気性のあるポリエステル不織布)
・柱(柱と柱の間に断熱材:セルロースファイバー)105mm
・透湿防水遮熱シート
・通気胴縁(通気層をとるための木材):空気の通り道21mm(青矢印部分)
・外壁材(KMEW光セラ18)18mm
【屋外】
壁の中に湿気がとどまって木材や断熱材を腐食させないよう、空気の通り道をつくります。木造住宅で一般的な「壁体内通気工法」仕様です。
透湿防水シートの役割
透湿防水シートは「湿気は通す」けれど「水は通さない(防水)」という素材でできたシートです。
雨水を壁の中に入れない防水の役割を果たします。(断熱材が濡れると断熱効果を発揮しない、カビ・腐食の原因になるため)
一方で室内の湿気は透過し屋外に逃がすので、壁の中の断熱材に湿気がとどまらないようになっています。
これにより建物が長持ちします。
透湿防水”遮熱”シート
透湿防水シートは木造住宅で一般的に使われている材料です。
コストはかかりますが「遮熱」機能をプラスされた製品もあり、ますかわホームでは標準でこの遮熱タイプを使っています。
無数のアルミ粒子が熱線をカットし高い遮熱性能を発揮するそうです。(セーレンプレミアムサーモ:ますかわホームロゴ入りデザインを使っています)
細かい部分の話しではありますが、ますかわホームではこういった細部にもこだわりを持って家づくりをしています。