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【耐震性】ますかわホームの家の耐震性は?

2022年11月21日

ますかわホームの家の耐震性は?

耐震等級3が標準です

ますかわホームの建てる家は耐震等級3が基本です。(自由設計のため、お客様の間取りのご要望により、耐震等級3が困難な場合はあらかじめその旨をお伝えさせていただきます。)


耐震等級3にする理由

家の基本的事項として、「耐震性」「断熱性」「耐久性」これらは外せない要素と考えています。

2016年の熊本地震では震度7の地震が2回起こったことにより、耐震等級1・耐震等級2の建物で倒壊などの被害が出ました。

国の認める長期優良住宅では、耐震等級2以上が要件となっていますが、耐震等級2の建物で被害が出たことを考えると、やはり耐震等級3は必要と考えています。


テクノストラクチャー工法とは

ますかわホームではPanasonic耐震住宅工法「テクノストラクチャー」を構造体に採用しています。

柱は集成材、梁は軽量鉄骨を木で挟んだ同工法オリジナルの「テクノビーム」を用います。木と鉄のハイブリット工法といったところです。木造と鉄骨造、両方のメリットを併せ持ちます。

通常の木造よりは高価ですが、大手高級ハウスメーカーの鉄骨造よりは安価。一般的な在来木造では難しい柱の少ない大空間も、鉄骨造の強さを併せ持つことで可能にしています。

実際の実験動画があるので下記をご覧ください。実際にはこんなに強い力が短期でかかることは考えにくいですが、強い構造ということは時間が経っても建物の経年変化(たわみや構造体へのダメージ)が少ないともいえますね。


全棟構造計算を行っています

当社のテクノストラクチャー工法を使った家は「パナソニックアーキスケルトンデザイン株式会社」により一棟一棟構造計算(許容応力度計算)を行っています。

構造計算は費用はかかりますが、科学的根拠ある強さの家が建つというメリットがあります。


許容応力度計算って?

耐震等級3と言っても、A3用紙1枚程度に収まる簡易な「壁量計算」と、A4用紙数百枚に及ぶ厳密な「許容応力度計算(構造計算)」による2種類があることをご存知でしょうか。

後者の方が様々な条件(鉛直荷重・風力荷重・地震荷重・偏心率・剛性率・積雪荷重)を元に計算しますので、安心の建物になることは一般の方にもご理解いただけると思います。

ますかわホームでは、費用は掛かりますがお客様の大切な家が地震に強く、長持ちするよう、全棟許容応力度計算(構造計算)を実施しています。


将来太陽光発電を載せても耐えられます

新築時に将来太陽光発電を載せることを想定して構造計算を行うことも可能です。

太陽光を後から載せる場合、その荷重に建物が耐えられるか・ひずみがでないかが心配な事項となります。特に冬期に積雪のある山形県では、屋根にかかる荷重は考慮すべき点です。

最初から構造計算時に将来太陽光を載せることを加味して計算して置けば、そういった心配も不要となります。ご希望の場合はあらかじめ担当者にご相談ください。


制震システムって?

標準で耐震等級3の性能を持ちますが、オプションで制震システムもおすすめしています。

制震システムも追加することで、2階の揺れを軽減したり、家具の転倒を抑えたり、クロスの破れを軽減するなどのメリットがあります。また躯体へのダメージ自体も軽減する効果があるので、家をより長持ちさせつことにもつながります。


テクノダンパーって?

テクノダンパーは当社で採用している制震システム(ダンパー)です。制震ダンパーにもいくつか種類があり、油圧式と言われるものの中にはその効果が一度きり(1度の地震のみ)とされるものもあります。

その点テクノダンパーは、高層ビルにも採用されている「座屈拘束技術」を住宅用に改良した商品です。

簡単にいうと、金属の伸び縮みするチカラを利用しているので、繰り返し地震にも効果を発揮するそうです。メンテナンスも不要とされています。


まとめ:ますかわホームの家は地震に強い!いざという時に家族の命を守ります

お客様が安心して暮らせる住まいを自由な間取り設計で実現するために、ますかわホームでは木と鉄のハイブリット工法である「テクノストラクチャー工法」を採用しています。

・耐震等級3で地震に強いこと
・梁に鉄骨を使っているので、梁のたわみなどの経年劣化に強いこと
・許容応力度計算に基づく構造計算を一棟一棟行っていること

などが強みとなります。

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