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【コラム】電気代について
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【コラム】電気代について
「住んでからの光熱費ってどのくらいかかるの?」
と疑問をお持ちのお客様へ
今回は電気代についての基本的な事項と、ますかわホームで建てたお客様宅の1年間の実際の電気代をご紹介します😊
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家庭で使う電気の内訳
資源エネルギー庁によると、家庭での消費電力の内訳は下記だそうです。(参考:平成30年度電力需給対策広報調査事業、東北のデータ)
最も割合が大きいのがエアコンの冷暖房で22.8%ですね。
電気代を安く抑えるには
設計段階で消費電力に影響するのは
「エアコン(冷暖房)」「照明」「給湯」「炊事(IH)」「その他(24時間換気設備・温水便座)」です。
照明は全てLED、給湯器はPanasonicの高機能で省エネなエコキュートを標準としています。
エアコンについては、家自体の断熱性能を高めることで、少ない電力で快適に暮らすことができます。
お客様宅の電気代
ますかわホームで建てたお客様のお家の実際の電気代をご紹介します。
合計 236,190円(8,098kWh)/2023年6月~24年5月でした。月平均 にすると19,683円でした。
こちらのお客様のお家は33.28坪(3LDK)で、リビングに3帖の吹抜けと2帖のリビング階段(吹抜け)があります。UA値は0.52、場所は4地域にあたります。エアコンは3台(LDK・寝室・子部屋)。給湯器はエコキュートでキッチンはIHです。
エアコンの使い方
エアコンの使い方についてお客様に聞いたところ、
「夏場は3台24時間つけっ放し」
「冬場も3台つけっ放しで夜寝る時だけ消す」
とのことでした。山形県では冬が特に電気代がかかるので、夜に人のいない部屋のエアコンは消したくなりますよね。
エアコンは立ち上がり時(冷えている状態を設定温度に一気に暖めようとする時)が一番電力を使います。
ですので、ますかわホームとしましては冬寝る時も弱くエアコンをつけっ放しにしていただくのをおすすめしています。
家自体の断熱性が高いので、つけっぱなしにした方が(多少の差かもしれませんが)電気代が安くなるとも言われています。ぜひお試しください😊
電気代の比較について
みなさんのお家の電気代と比較してみていかがですか?
賃貸アパートにお住いの場合は、部屋数・広さが違うので単純比較はできませんのでご注意ください。
参考に当社スタッフの例を載せておきます。
合計 339,080円(電気+ガス)/2023年6月~24年5月でした。月平均 にすると28,257円でした。
ちなみにスペックは2DKアパート、面積17坪、ガス給湯器(プロパンガス)とキッチンIH、エアコン2台です。
広さも快適さも全然違うのに、光熱費は高いなんて…ショック!(実は筆者の例でした)
まとめ
建てる家の断熱性能が低い場合、これよりももっと多くの電気代がかかるかもしれません。
家の価格(住宅ローン)が安くても、電気代が多くかかる住まい
一方は家の価格(住宅ローン)がかかっても、電気代が抑えられる住まい
両者は月の出費(住宅ローン+電気代)は同じくらいになるかもしれません。どちらがいいかはお客様次第です。ぜひご検討ください。
(電気代が年々上昇していることも考慮するポイントですよ)