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「東根市の家」断熱工事の様子

2023年1月30日

設計士の早坂です!現在工事中のお客様宅の現場状況をレポートします。


10年に1度の大寒波

寒い日が続いていますね。1月の24日頃から10年に1度の大寒波が来るとテレビで注意喚起がされていました。

弊社にも寒波の影響に伴う、住宅の配管の凍結や給湯器の凍結の電話が来ております。

間もなく立春という時期ですが引続き寒さの厳しい日が続いていますね。

そこで今回は、住宅の暖かさに直結する断熱工事の様子をお伝えさせていただきます。

前回木軸の建方を行っていた住宅で、年明けから断熱工事が行われました。

まず最初に行うのが、テクノストラクチャーの構造の要のテクノビームの断熱工事です。

テクノビームは鉄骨の梁になっている為、木に比べて非常に冷えやすい材質となっています。

一般的に住宅の梁の部分は熱橋(ヒートブリッジ)の原因となる部分ですが、テクノビームは鉄の為

在来工法の木の梁よりもより念入りに熱橋対策が必要になります。

外周部の梁を現場発泡ウレタンという断熱材を吹き付けて処理をしていきます。

現場発泡ウレタンは公共の建築物にも使用する一般的な断熱方法です。

 

次は外壁用のシート張り、外部サッシを取付後、壁と天井の断熱工事に進みます。

壁と天井の断熱は「セルロースファイバー断熱」を採用しています。

これがセルロースファイバーの材料です。この材料を撹拌機で攪拌して、ホースで断熱場所まで

送っていきます。

こちらが中の様子です。あらかじめ張ってあるシートに部分的に穴を開け、攪拌された材料を入れていきます。

通常は壁厚と同じ厚さまで入れる工法ですが、弊社ではメーカーにお願いをして、目一杯入れてもらっています。

大工さんがボードを張るのが大変にはなりますが、柱より少し膨らむくらい断熱材を入れています。

最後に、シートに開けていた穴を専用のテープで塞いで施工は終了です。

断熱工事の後は、壁と天井のボード張りが進んでいきます。

徐々に仕上工事に移行していきますね。引続き安全に細心の注意を払って施工していきます。

弊社の断熱性能はコチラの記事で詳しく書いているので気になる方は是非読んでみてください。

【断熱性】ますかわホームの家の断熱性能はどのくらい?

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