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【コラム】耐震性について
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【コラム】耐震性について
今回は耐震性についての基本的な事項をご紹介します😊
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耐震性の違いについて
一般のお客様にあまり知られていませんが、耐震性(耐震等級)の計算方法には3種類あります。
①仕様規定(簡易計算)
②性能表示計算(品確法に基づく計算)
③許容応力度計算(詳細な構造計算をする)
計算方法の種類
①仕様規定(簡易計算)
紙1枚に手書きで収まるような内容
②性能表示計算(品確法に基づく計算をする)
①+簡易計算では求めない床や屋根などの水平構面についても検討する
③許容応力度計算(詳細な構造計算をする)
最も複雑かつ時間がかかる方法(壁量・壁バランス・水平構面・柱の座屈・接合部検討・横架材検討・基礎検討・積雪考慮)で、科学的根拠に基づく細かな計算を行います。
会社によって、耐震等級3の中身(計算方法)は実は全然違いますので耐震性を気にされるお客様は
「許容応力度計算(きょようおうりょくどけいさん)による耐震等級3ですか?」
と営業マンに聞いてみるといいと思います。
なぜ許容応力度計算をしない会社があるのか?
許容応力度計算は複雑なため、一般的に構造計算用ソフトを用いて行います。
設計士が許容応力度計算を理解し、またソフトに対応できる工務店ばかりではないため、住宅業界全体に普及していないと言われています。
また、計算に手間も時間もかかります。
ますかわホームでは全棟許容応力度計算をしています
ますかわホームではPanasonic耐震住宅工法テクノストラクチャーにより全棟許容応力度計算をしています。
理由は、総合建設業としてビルや商業施設など様々な建物を扱ってきた経験から、住宅規模であっても科学的根拠に基づく耐震設計をした方がいいと判断しているからです。